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追記：リンクミスってました！！ゴメンナサイ！修正しました。
「ダメだよ。ねえ、タカシ･･･。」
タカシが私の体に指を這わせる。その顔は長い間一緒に暮らしてきた中でも一度も見たことのない表情になっている。つまり、私に欲情している顔。
「だって、私たち････････きょうだいなんだよ？」
そう、タカシは私の弟。生まれた時のことも、わずかにだけど覚えている。病院に向かう車の中、変に暗く感じた病室、しわくちゃのタカシの顔。
「ね？･･･ちっちゃいころから･････ずっと一緒にいたじゃない････。」
すぐに泣くタカシ。
最初に泣かせたのは、ビニールプールで遊んだ時。
「だから･･･こんなこと、しちゃだめなの･････ね？･･････だめなの。」
私の言うことは何でも聞くタカシ。
私はやたらと、タカシに命令した。
『これは私がもらったんだから、タカシは使っちゃダメ』『牛乳取ってきて！！』『テレビは一時間でしょ！私と代わって』
「ねっ？だから、タカシ････やめて････お願い！････んっ、はぁ･･････うぅ･･･。」
タカシの唇が、私の足を這う。だんだん、うえのほうに上がってくる。
全身がぞくぞくするような･････快感？
「ねぇ････やめて？･･･下にお母さんいるんだよ？･･･････聞こえちゃうよ声･･･ねえ･･･んんんぅ･･･。」
タカシは中学校に入ったころから、なんとなく私と距離をおくようになっていった。
「あっ･･･ダメだって･･･ダメだって！･････あっ･･･あっあっ･･･タカっ･･･あっ･･･しっ･･････んんんっ････だって･････ああんっ･･んんん･･。」
スカートがめくりあがり、タカシの唇は私の太ももにまで上がってきている。全身の痺れはいっそう強くなり、鼓動もどんどん激しくなる。あたまが、くらくらしてきた。
「ねえ････わかって？･･･これは･･･いけないことなの･････こんなことしちゃダメなの！･･･だめなんだよ？････ね････ね？･･･だめなの････私たちは血が、繋がってるの！････だからダメなの･･･ダメなの･･･ダメなんだよ！ダメ･･･だめ、だめぇ！！」
私はうわごとみたいにそう叫ぶことしかできない。
叫びながら、タカシとすごしてきたこれまでのことがいくつもいくつも、頭の中をよぎる。よぎるたびに、あのしびれるみたいな感覚が全身を駆け巡る。
タカシが、私の顔を見上げている。顔を近づけてきた。
「･･････姉ちゃん･･････････好きだよ････。」
私の中で、何かがはじけた。
そう、この子は、タカシ。
私の､大好きな、弟の、タカシ。
『それで、いいんだ』
「はぁっ･････タカシ･･っ･･。」
最後の距離を詰めて、私はタカシの唇を奪った。
･････奪った。
タカシに唇を強く押し付け、そして唇と舌を、やわらかく絡ませあう。
私の胸は、あったかい気持ちでいっぱいになった。
あったかくて、やわらかくて、しあわせな気持ち。
と、いっしょに･･･私のあの部分からも、あったかいものが溢れてきているのを感じた。
あったかくて、やわらかくて、しあわせな気持ち。その中で、
私の、肉体も、幸せになろうとしている。
私は今、カラダも、ココロも、全部で、正直になれている。
「んっ、んっ、んっ、んぁ･･･たかし･････タカシ、私も、タカシが、だいすきだよ･････ん、ん･･･ん･･･。」
私の肉体が、あたりまえのように、タカシを欲しがっている。
タカシにもそれは伝わってるみたいで、タカシの指が、私のその部分に、触れた。
弟の指がそこに触れたとたん、私の、しびれる感じは、痛み、みたいなズキズキに代わった。
そこは、私がどれだけタカシを欲しがっているかを、はっきりタカシに伝えた。
そして、そのことがまたタカシを悦ばせているのも、わかる。
私も、タカシの股間に手をやる。
熱くて、硬くなっているものを、確かめる。
昔、お風呂場で見たそれと同じモノ。でも、全然ちがうモノ。
私たちは、お互いを触り合って、押し上げあうみたいに、高ぶっていく。
･･････見つめあいながら。
ボイスによるコマーシャル
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